早く世界がこんな状態だから、正直あきらめていた。
コロナに戦争。ちょっと前まで使っていたサービスが軒並み使えなくなった人々に、少額の商品が到着しないからと文句も言いづらい。
貧しいといわれる国に住んでいても頭を使えば、世界を相手にお金を稼げる世界。ダウンロードサービス、様々なペイメントシステム、仮想通貨、頑張ればブルーな海を泳いで行ける素敵な世の中。末端消費者の私でも、世界中の商品を手に入れられるイケてる世界が実現していた。
ウクライナはもちろんだけど、ロシアの若者たちが失ったものの大きさにいまさらながら驚く。本当にいまさらながらなのだけど。
でも、希望は失わずにいよう。ときおり後戻りはしながらも善い世の中になり続けてきたのだから。
今日、私の赤ちゃん人形のために買ったモヘアのロック(アンゴラゴートという種類の山羊さんの毛束)が送られてきた。発注したお店は現在もうない。商品発送後、連絡もつかなくなっていた。
ロシアの、ドールヘア専門に山羊を飼っていて、加工して売ってるお店だ。4千件以上の販売数と2千件以上のお気に入りになってるとても良いお店だった。2月22日発注、27日に送付され今日3月15日に到着した。いつもよりは遅いとはいえ、結構ちゃんと到着している。しかも一束おまけしてくれてる。
Etsyがロシアのディーラーさんをbanしたのではないようだが、クレジットカードも為替もPayPalも使えなくなったのかな。そんな中でもちゃんと発送してくれたのには本当に感謝だ。
ちなみに、ドールヘアに関する私のお気に入り商品はほとんどなくなってしまった。
お店のほとんどがウクライナとロシアだったからだ。
私がこれらの商品を東欧から買うのは、品質もサービスもすごく良いだけではなく、「送料が安い」のだ。同じ商品を買ってもアメリカからだと、今は送料が2000円以上になってしまうので仕方ない。
ヨーロッパはまだましかな、送料。。。
お気に入りのウクライナのお店はFacebookで、「お客様、本当にごめんなさい。お店がもう続けられません。」と悲痛なメッセージを最後になくなってしまった。赤ちゃんのレース編みのロンパースや帽子を売ってるお店。手編みなのに帽子が2千円台、ロンパースが4千円くらい。安すぎる。そしてかわいい!再開したら、私の赤ちゃん人形に買いたい。早く元通りになりますように。
ベラルーシとかなら、お店はまだ存在してて発注が可能なようだ。
アメリカからはもう買うのやめようかなって思ってる。毎回なんかあるしなあ。あ、でもiHerbはすぐ来るし4千円以上で送料もなし、すごい。
去年の11月にシリコンアイを発注したのだけど、来たのは先月。まあ遅延は許せるとしても発注した会社からではなく、全然違う州の男性から普通郵便で送られてきたのが謎だ。
荷物の追跡もできなかったし、Paypalからもお金払ってないとかフィッシングとしか思えないメールくるし、発送されましたとか発送されてませんとかもう訳がわからない。アイの会社は当然発送したよ!とのこと。
そして忘れたころにポストにアイが入っておった。
ロバートさんという人が送ってくれたみたいなので、お礼のちょっとした品(バスバブルとかクッキーとか柚子のバームとか)を添えてお礼状を送ろうとしたが、食べ物も化粧品もバスバブルも医薬部外品なのでダメとのこと。仕方なくマスクだけ同封したら、送料2400円だって。そんだけ取るなら、ちゃんと届けてね!!
文句のついでに言っとこう。追加の愚痴だ。以前もアメリカから本を取り寄せたが結局届かず、2回問い合わせした結果、「新しい本を送ります。」とのことだったが来ず。本屋さんがシアトル在住の日本人だったので、「本来なら郵便事故には対処できないのですが、今回は払い戻しいたします」と。結局誠実な人が損を補填するのは心が痛む。
引っ越しの荷物も一部行方不明になり、荷物のなかの一つ、友達から譲り受けたオーディオセットはなぜかコードがブチブチに切断されていた。誰かが途中で、もしくは宅配のお店の人が人の荷物を開封して切ったのか。なんのためだったのかな。お店のお兄さんは感じのいいひとだったけど。
大変なのはわかるけど、与えられた仕事はちゃんとやろうよ。お金もらってるんだからさ。
なんであんたらちゃんとやらんの?(もちろんちゃんとしてる人が大多数だよ。でもちゃんとしてない人の率が多すぎなんだよな。)って、アメリカのクラスメートにぶちまけたことがあった。スキンヘッドに近いカーリーヘアと日焼け肌、カッコいかつい彼女は「う~ん、そうだねえ」と一日考えてきて、翌日私に言った。「あんたが昨日言ってた理由がわかったよ。ほら。なんでみんな仕事ちゃんとやらないのかって。」と嬉しそうに。「なんで?」「あのさ、みんなエネルギーをセーブしてるんだよ。」「は?なんのため?」「みんなほら、ほかに自分の大事なものがあるだろ。そのために。」「。。。」
雇い主の方に心から同情申し上げるが、どんな仕事も一生懸命やったほうが楽しいよ。達成感あるよ。
そんなことをうだうだ思い出して、ネガティブなフラッシュバックに浸っていた。いけないいけない。
こんなだから、毎日が楽しくならないのだ。まず「赦す」だろう。何があっても。そう練習しようって決めただろう、けいとさんよ。
「嫌な人に対しては、その人の持ってる一番良い部分にアクセスするようにしているのです。」by オノヨーコ
ヨーコ様はこれをジョンの暗殺犯に対して行ったという。そうすることで恐怖は和らいでいったのだそうだ。すごい人だ。とうてい私にはできそうにないが、imagineして練習したらいつかはできるようになるのかな。心がけよう。少なくとも。